もし、沢山の応募があって、一人ひとりに対して面接などできない場合、
適宜、ふるいにかけるような活動が発生します。
書類審査について考えをまとめました。
●書類審査でみるポイント
履歴書のフォーマットでは項目がマチマチで、
自社が知りたいことがわからないことが多いと思います。
そのためエントリーシートを作ることになります。
おおむね、面接で聞く事項の先出しとなります。
採用の目的は、採用して利益を創出する社員にしていくことですので、
それを行うためにも、目標とする人物像を設定しておく必要があります。
・会社のミッションを達成できそうなポテンシャルのある、会社の理念に沿うような人物
・社長が欲しいと思う人物像
・各部署の部長・課長が欲しいと思う人物像
そこから逆算して、エントリーシートでの質問事項を考えます。
これは面接での質問事項とも同様だと言えます。
ざっくりと、下記のような質問は基本だと思われます。
・今までどんな個性的な活動をしてきたのか。何を思い、何を感じ、今どう考えているのか。
・チームの中でどのようなポジションで、全体をどう見て、どう活動してきたのか。
そして、それを今どう考えているか。
・人とどう接するのか。何を一番大切に考えているのか。家族、親戚、友達、教師、同級生、先輩後輩との関係。
・好きな事、得意な事、熱中する事は何か。なぜ好きなのか。そして何をしてきたのか。どうだったのか。どうしていきたいのか。
・なぜこの会社を志望するのか。ここで何を実現し、どうしていきたいのか?
十数人程度であれば、
特にふるい落とすことも無いと思いますので、
全員面接していけば良いと思います。
50人以上になってくると、
重くなってきますね。
100人以上になってくると、
採用する人数にもよりますが、
書類審査と適性検査で落とさざる負えない状況になってきます。
一人20分面接時間をとっても、
1日でMAX24人しか処理できません。
20日で480人。
社員数が数百人超の会社で人事部をおけるぐらいの組織であれば良いですが、
社員が100人以下で総務部として何でも行ってる組織では、
その採用時期の負担は結構かかることになります。
面接は、人事部の人が行う場合と、
現場の人、現場の管理者の人が行う場合があると思います。
現場の人を入れる場合も、仕事を止めるわけにはいかないので、
数をこなす場合は、集団面接などの手法もあります。
集団面接は、多数の中で、他者を気にせず論理的に話す能力が必要であれば、
それを見るには良いと思いますが、
なかなか難しい手法だと思います。
そういうわけで、
書類審査+適性検査で適宜ふるいにかける必要がでてきます。
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