前回(売上を上げられるホームページとは?第一回)3つの案を挙げましたが、
3の「多少遠くても・多少高くても、○○ならここ以外考えられないというだけの価値を提供している場合」
が一般的だと思います。
それについて、「リッツカールトン」と「地域密着の家電小売店」の例を挙げましたが、ちょっと普通のも混ぜましょう。
よくある魅力的な価値のあるお店
・美容室が、センスの良い腕と、楽しい話の聞き役を提供する
・卸問屋が、小売店舗向けに、商品加工の補助、商品情報・棚割り情報・見せ方の提案などを提供する
・居酒屋が、イケメン店員を揃え、付加価値を提供する
これらのサービスは、「これをやった方がいいからやるぞ」ではなく「経営者が何を目指しているかによって現れてくるもの」です。
よく「経営理念」とか「企業の使命(ミッション)」とかいうやつですね。
つい製品に基づいて「家具を製造している」とかやっちゃいますけど、
市場をベースに考えて、
「AT&Tは、電話事業ではなく、通信事業を行う企業」
とか
「ディズニーは、テーマパークを経営しているではなくて、ファンタジーとエンターテイメントそしてアメリカらしさを残した場所を提供する」
とかの市場をベースにした方が、長続きするんでいいらしいですよ。(※3)
ちょっと小難しい話ですね。
大概、長く続いている仕事であれば、こういったサービスや考え方があるはずです。
現実世界でも、こういうものがある場合、話題にしやすいです。
「あれをやるなら、あそこに頼んだほうがいいよ」「あそこの店って凄いんだよ」という風にですね。
こういうウリが見つかれば、ホームページでも効果が出やすくなってきます。
ちょっとこの辺の話はもう一回ぐらい方向を変えてやろうと思います。
とりあえず、こんなところで。
※3‥コトラーのマーケティング入門(書籍)
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